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障害厚生年金・障害基礎年金

障害年金受給者の国民年金免除取扱の変更(平成26年4月~)

2016/07/05





 これまで障害年金受給者は、法定免除として全額免除となっていました。
 つまり、障害年金を受給者が、国民年金に加入することとなった場合、法定免除として、自動的に、国民年金の保険料が全額免除の扱いとなっていました。
 平成26年4月からの変更では、納付を希望する場合、申し出ることによって、免除とせず、障害年金を受給中であっても、国民年金の保険料を通常と同様に支払うことができるようになります。
 納付を希望しない場合は、これまでと同様に全額免除の扱いとなります。
 なぜこのような制度改正が行われたのかということですが・・・
 老齢基礎年金と障害基礎年金(2級)は同額です。したがって、通常は、保険料を免除して、障害年金を受給する方が、お得になります。
 しかし、うつ病のような精神障害の場合、回復して障害年金の基準を満たさなくなる可能性があります。そのため現在障害年金を受給しているからといって、将来にわたって障害年金を受給できない可能性があるわけです。
 そのため、保険料を納付しておかないと、将来的に受け取る老齢年金がその分減ってしまうことになります。
 これまでの制度でも、追納という形で遡って納付することが可能でしたが、長期間の保険料となると金額が大きくなる上に、手数料がかかり、実際長期間追納は経済的な負担が非常に大きいものでした。(追納は最大10年です)
 今回の制度変更により、障害年金受給時でも、月々保険料を納付することで、将来的な老齢年金を確保することが可能になったわけです。
 とはいえ、うつ病で働けず、貯金もないという状況では仕方がありません。従来と同様全額免除にしておけばいいでしょう。
 なお厚生年金加入者には、そもそも障害年金受給時の免除等の措置はありません。




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