うつ療養生活の為のお役立ち百科

うつ病での療養・休養生活の為に知っていると便利な障害年金、傷病手当、精神障害者福祉手帳、自立支援医療、各種割引制度などの情報です。

休職時の生活保障

生活費に困ったときの賢い借金術

2016/07/05





うつ病等で長期の休業をしていると、貯金を崩して生活していくこと
になり、生活費に困ることがあります。
その時、消費者金融、カードローンで借り入れる前に使える融資の紹介です。
1定期預金担保の融資
定期貯金がある場合、通常定期利息の+1%程度の利率で、定期金額
の8割を限度に借り入れがすることができます。
現在の低金利だと、定期預金の利率も低いため、借り入れ利率も低く
なっています。
借り方ですが、通常口座を作る場合、普通預金・定期預金をセットにした
総合口座を作ることが多いですが、その場合は、最初から設定されている場合
が多いと思います。その場合は、手続き不要です。
設定されていない場合は、銀行窓口に。
自動貸越なので、普通貯金がマイナスになったら、その分が、
借り入れとなります。返済も普通口座に入金するだけで、
貸越利息は日割り計算で半年に一度の支払います。
2.生命保険契約者貸付
これは、生命保険会社から借り入れる方法です。
生命保険の中途解約は、不利になることが多いので、解約の前に、
契約者貸付を検討してみるといいでしょう。
掛け捨ての保険では無理ですが、払戻金のある養老保険、終身保険
などの場合、多くの会社で、現時点の積立金に応じて、その8割
程度を融資してもらうことができます。
利率は、もとになる保険契約、会社によりことなりますが、
5,6%程度とカードローンなどより安く借りることができます。
申し込みは、保険会社に電話をします。
国内系の大手は、保険契約者向けに専用のカードを発行していること
も多く、その場合は、郵便局のATMなどで、借り入れ、返済が
可能になっています。
3.生活福祉資金
障害者・低所得者向けに、社会福祉協議会が行っている生活福祉資金という
公的な融資制度があります。
あくまでも融資なので、当然返済する必要がありますが、無利子または
1.5%と非常に低い利率で借りられる上に、借り入れから返済までの、
据え置き期間もあり、困った場合には非常に助かる制度です。
1)貸付対象
  下記のいづれかを満たす世帯
   ・低所得世帯
     資金の貸付けにあわせて必要な支援を受けることにより
     独立自活できると認められる世帯であって、必要な資金を
     他から借り受けることが困難な世帯
     (市町村民税非課税程度)
   ・障害者世帯
     身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の
     交付を受けた者。
   ・高齢者世帯
     65歳以上の高齢者の属する世帯
     (日常生活上療養または介護を要する高齢者等)。
2)申請窓口
  市町村に設けられている社会福祉協議会に相談の上申請。
  支給ではなく、あくまでも融資ですので、返済の可能性があるか
  どうかが審査のポイントとなります。
  
  従来は、緊急小口資金融資を除き、連帯保証人が必須でしたが、
  現在は制度が変わり、連帯保証人がいなくても、制度利用の
  可能性があり、以前より使いやすくなっています。
  
3)主要貸付制度の概要(うつ病等の療養での関係があるもの)
  a)総合支援資金(生活支援費)
     ・借入使途
      生活再建までに必要な生活費用
 ・貸付限度額
      2人以上の世帯 月20万円以内
      単身世帯 月15万円
       貸付期間は12カ月以内
    ・据え置き期間
      最終貸付日から6ヶ月間
    ・利率 
      無利子(連帯保証人がいる場合)
      1.5%(連帯保証人がいない場合)
  b)総合支援資金(住宅入居費)
     ・借入使途    
       敷金、礼金等住宅の賃貸契約を結ぶために必要な費用
 ・貸付限度額
       40万円以内
     
    ・据え置き期間
       貸付から6ヶ月間
    ・利率 
      無利子(連帯保証人がいる場合)
      1.5%(連帯保証人がいない場合)
  c)総合支援資金(一時生活再建費)
     ・借入使途
        生活を再建するために一時的に必要かつ日常生活費
        で賄うことが困難である費用
         -就職・転職を前提とした技能習得に要する経費
 -滞納している公共料金等の立て替え費用
 -債務整理をするために必要な経費 等
 ・貸付限度額
       60万円以内
     
    ・据え置き期間
       貸付から6ヶ月間
    ・利率 
      無利子(連帯保証人がいる場合)
      1.5%(連帯保証人がいない場合)
  d)福祉資金(緊急小口資金)
    ・借入使途
        緊急かつ一時的に生計の維持が困難となった場合に
        貸し付ける少額の費用
  
 ・貸付限度額
       10万円以内
     
    ・据え置き期間
       貸付から2ヶ月間
    ・利率 
      無利子
     ※連帯保証人は不要
詳細は、市区町村の社会福祉協会まで。
社会福祉法人 全国社会福祉協議会




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