うつ療養生活の為のお役立ち百科

うつ病での療養・休養生活の為に知っていると便利な障害年金、傷病手当、精神障害者福祉手帳、自立支援医療、各種割引制度などの情報です。

休職時の生活保障

傷病手当金

2016/07/05





うつ病の治療には、十分な休養と服薬が大事と言われます。
症状がひどくなった場合、会社を休んで、ゆっくり静養する必要があります。
その時の不安の一つが、生活費の問題です。

そのために、傷病手当金という制度があります。
これは、怪我や病気で仕事ができなくなった時に、その間の生活保障をしてくれる制度で、会社からではなく、健康保険から支給されます。
うつ病で休む場合も、当然受給することができます。

■傷病手当金受給の条件
 ①病気やケガのため働けないこと
 ②4日以上連続して欠勤したこと
 ③4日目以降、給料を受けていないこと
注)無休、完全休業が条件になっています。時短勤務や、休業していても会社から給料が出ている場合は、対象外になります。

■傷病手当金の申請方法
 会社に勤務している場合、申請用紙は、勤務先の総務等の部署より、入手できます。
 一定期間分に関して、医師に記入してもらい、出勤簿等の添付が必要な為、会社経由で健康保険組合に提出します。
 申請後、約1ヶ月で、指定した口座に振り込まれます。
 申請の周期は、特に定めはありませんが、1ヶ月分づつが多いそうです。

■手当の金額
 欠勤4日目以降、給料の約60%が支給されます。
 正確には、欠勤1日につき「標準報酬日額」の6割が支給されます。
 「標準報酬日額」というのは、健康保険の保険料などを決めるために、設定されているのもので、3,070円から32,670円まで40等級あり、一人一人決められています。

■支給期間
 傷病手当金受給開始から1年半支給されます。
 同一傷病による傷病手当金の支給は一度に限られており、傷病手当金の支給事由が発生した日から、1年半の受給資格があるだけで、例えば、一旦仕事に復帰し、再度悪化し、休んだ場合であっても、同一傷病によるものであれば、最初に休み始めてから1年半までの間しか受給することができません。
 一旦完治した場合であれば、例え同じ病気であっても、新たに1年半傷病手当金を受給することはできますが、一般的にうつのようなメンタルな病気の場合、一旦完治したという証明が難しく、相当数の、新たに支給を受けるのは、難しい場合が多くなります。
※なお国民健康保険には、傷病手当金の制度自体がありません。




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